小説
1937年から1938年まで
雑誌『婦人倶楽部』に連載。
映画
愛染かつら 前篇・後篇
(1938年公開、松竹製作)
テレビ
1960年代から1970年代
までにテレビドラマ化。
旅の夜風は、1938年(昭和13年)
松竹映画「愛染かつら」の主題歌
でもあり、当時としては80万枚を
超す驚異的なヒット
となった。
私の年代でもこの歌を知って
いるということは、ずっと歌い
継がれてきたのですね。
そして、この年代の人はこの曲を
なんと、そらんじてました(驚)
旅の夜風は1分~
旅の夜風 霧島昇 倍賞千恵子
もう涙が止まりません・・・
賠償さん女神です。
オリジナルの3番の歌詞には
「加茂の河原に秋長けて肌に
夜風が沁みるとも」という部
分があったが、霧島がテスト
でも本番でも「肌に夜風が沁
みわたる」と歌唱してしまい、
立ち会っていた西條も渋々
承認したことから、それが
そのまま定着した。
戦後、藤原によってカバー
された際にオリジナルの
歌詞で歌ったところ、
「歌詞を間違えている」と
ファンからのクレームがコ
ロンビアに殺到し、霧島と
同様に歌うこととなったと
いうエピソードがある。
このことからも、映画、
主題歌ともに熱烈なファン
がいたことがうかがえる。