この時代、個人経営の喫茶店
が多くそれぞれ個性があって、
友人らはお気に入りの喫茶店
に毎日のように通っていた。

つまり喫茶店にいくのが生活の
一部になっていたんですね。

学生街の喫茶店
GARO(ガロ)
1972年
作詞:山上路夫
作曲:すぎやまこういち

1973年度日本有線大賞・新人賞

学生街の喫茶店 ガロ

思い出したけど、若い頃自分が
毎日のように行ってた喫茶店は、
そこそこ広い縦長の店で奥に
厨房があり、その手前にジューク
ボックスがあり出入り口にレジ
があり細身で上品なママさんが
レジとウエイトレスを兼用して
切り盛りしていた。

その頃の自分ときたら不良っぽい
恰好をしていたのにいつも自分ら
みたいな中高生のガキでも笑顔で
挨拶してくれるのですね。
しかも、ちゃんと顔を見て。。。
これはありえないことです。
だから今でも印象に残ってる
のですね。

ある時、駅のホームで電車を
待っていたら、たまたま遠くに
ママさんも待っていて、自分に
気付くと「いつもお世話になっ
てます。」と声をかけられ
こちらも恐縮してしまい、
「あ、どうもです」と、
よそ行きのあいさつになって
しまったことも(汗

今考えたら、たった200円以下の
売り上げにこの対応とはすごいな、
誰もがこんな対応されたら自然と
この喫茶店に吸い込まれて
行くようになりますよね(笑)
友人や近所の人もこの喫茶店で
見かけました。
ママさんの人柄でこの喫茶店は
大繁盛でした。
まあ、当たり前ですよね^^

あれから自分は引っ越ししたけど
ママさん元気でやってるのかなー。

ガロの学生街の喫茶店は
今聴いてもいい歌ですね。
記憶を呼び覚ましてくれます。