五木ひろし
ベストセレクション

芸名を4回変えて成功した
歌手がいる。
4回目の名前は五木ひろし。
うだつが上がらぬ歌手生活
が続き、今度こそはと自分
の歌手生命のすべてを賭け
たという「全日本歌謡選手
権」で見事10週勝ち抜き、
再デビュー。

よこはまたそがれ
1971年(昭和46年)
五木ひろし
作詞:山口洋子
作曲:平尾昌晃

苗字の「五木」は山口洋子
が五木寛之から頂戴した。

「いいツキをひろおう」
という意も入っている、
本当に覚えやすく良い
名前ですね。

そして、山口洋子さん作詞
の「よこはまたそがれ」が
爆発的ヒットに。

ここから波に乗りその後も
「長崎から船に乗って」な
どヒット曲を連発。

第13回日本レコード大賞・歌唱賞
第2回日本歌謡大賞・放送音楽賞

よこはまたそがれ  五木ひろし

マイクを左手で持ち、右手は
拳を握り締め、リズムを採る
独特の歌唱スタイルは、同じ
野口プロモーションに所属し
ていた伝説のキックボクサー
沢村忠のファイティング・ス
タイルからヒントを得て、練
り上げた。

「“拳”は演歌の“コブシ(小
節)なんだ、と五木は語って
いる。

五木ひろしの歌は、聴く人が
年齢を重ねるほど深い意味が
理解できてくるので私的に好
きな「追憶」や「愛の始発」
なども、さらに長く愛される
曲になっていくのだと思います^^