ベストセレクションⅢ
(1971-1994)~
おまえとふたり~

今、こうして歌えているのは
山口洋子さんのおかげです。
売れない私をスカウトして、
五木ひろしという名前を付け、
「よこはま・たそがれ」という
作品を作ってヒットさせてくれ
たから、今がある(五木ひろし談)

この歌の作詞も山口洋子さん
だった。
五木ひろしの「人生最大の恩
人」は9月6日呼吸不全のた
め亡き人となる・・・

最後にありがとうといって、
お別れしたかった。

ふたりの旅路
1975年(昭和50年)
五木ひろし
作詞:山口洋子
作曲:猪俣公章


ふたりの旅路 五木ひろし

スターになった途端に外車を
乗り回し、クラブやお店で散
財を繰り返す五木に、山口は
言った。

「本当のスターは、自分が
キャデラックに乗ることじ
ゃない。周りのスタッフを
何台キャデラックに乗せら
れるようになったかという
ことでしょう!」と五木を
叱ったという。

山口が銀座の高級クラブ
「姫」のオーナーでいろんな
男性客の転落を見てきたゆえ
の言葉だった。

また、「挑戦すること、いい
歌を継承すること」を日々の
テーマにするように。

そして、「都会的でありながら
土のにおいもする、格好いい隣
の兄ちゃんでいなさい」と言わ
れたことが五木は今でも忘れら
れないという。

ここがあったからこそ現在の
五木ひろしがあり、今年でデ
ビュー50周年を迎えること
が出来た。

成功した後でも恩人のアドバ
イスを素直に聞けたというの
が、更なる成功をつかみとれ
たんだと思いますね^^