バンクーバー五輪を控えてジャンプの
練習をしていた高橋はバランスを崩し
ながら着氷したとき無理に立て直そう
として膝に痛みが走った。

違和感を感じながらも練習を続けたが
そのうち歩けなくなったという。

病院で診察してもらうと右膝前十字靭帯
断裂と半月板損傷というスケーターとし
ては選手生命が危ぶまれるほどの大怪我
をしてしまったということが判明。

手術を終えてからは過酷なリハビリの
毎日を歯を食いしばりながら耐えていた
が、あまりの辛さに自分を見失い失踪し
行方不明に・・・

それでも家族や周りの人たちの変わりない
温情に触れてリハビリを再開し、ついに
復活。


フィギュアスケート全日本選手権優勝、
バンクーバー五輪では日本人初の銅メダル、
フィギュアスケート世界選手権では
チャンピオンとなる。
髙橋大輔 終わらない物語