実戦で使える1手必至

藤井王位の玉形は上下左右か
らの攻激を受けやすい中段玉。

強い豊島九段のアグレッシブ
な一手が棋士全員を驚愕させた。

第1局での豊島九段の怒涛の
攻めが思い出される。

無理攻め感はあるが、これが
意外と受けにくい。
対応を間違えると、あっとい
う間に攻め潰されてしまうが
・・・

藤井聡太王位vs豊島将之九段

藤井聡太王位に豊島将之九段が
挑戦するお~いお茶杯 第63期
王位戦七番勝負第4局

対局は、
2022年(令和4年)
8月24、25日(水・木)
徳島県徳島市沖浜東の
「渭水苑」で行われました。

立会人:木村一基九段
副立会:武市三郎七段
記録係:清水将馬二段

勝負めし

1日目は2人とも

「松花堂弁当」鳴門ダイとクロマグロと
鳴門産ボウゼの塩焼き、地鶏の阿波尾鶏
と加茂ナスの揚げ出しなど。

2日目の昼食、藤井王位

新鮮な赤身鮪の「鉄火丼」
(写真提供・日本将棋連盟)

2日目の昼食、豊島九段

阿波尾鶏を使用した「親子丼」
(写真提供・日本将棋連盟)

おやつ

1日目午前、藤井王位

「稲すずめ」和菓子で白あんを
ベースにした練り切り。

2日目午後、豊島九段

季節のフルーツと
グレープフルーツジュース

さあ、対局の結果は?

名角の5六角を徹底解説して
くれています。

将棋BARチャンネル

95手で先手、
藤井聡太王位の勝ち

四方八方に効いた藤井王位の
角打ちは、実力十三段と言わ
れた江戸末期、伝説の棋聖、
天野宗步の角使いの名手の
記憶が呼び覚まされた。
漂泊の勝負師 (小説 天野宗歩)

受けては下段からの侵入を防
ぎ、攻めては後手玉の上部脱
出を阻んだ名角、5六角で豊
島九段の動きを止めて、

疾風の4一銀で決着をつける。

もう、しびれましたね。
感涙です。