ある夜の自転車での帰り道、
公衆電話ボックスのなかで、
きれいなお姉さんが誰かを
相手に訴えながら受話器を
握りしめ、泣き崩れている
のを見ました。
当時中学生だった自分でも
その電話の内容は容易に想
像できました。
お別れ公衆電話
1959年(昭和34年)
松山恵子
作詞:藤間哲郎
作曲:袴田宗孝
「お恵ちゃん」の愛称で
親しまれ幅広いファンを
もつ松山恵子。
数多くのヒット曲を飛ば
し、NHK紅白歌合戦にも
1957年から通算8回出場。
第37回日本レコード大賞功労賞
お別れ公衆電話 松山恵子
JR宇和島駅構内では、宇和島
が松山恵子の出身地であるこ
とを記念して改札横に「お恵
ちゃん電話ボックス」が設置
されている。