王座戦五番勝負の第3局は
藤井聡太七冠得意の先手番。
第2局は相入玉かと思われ
たが見事に永瀬玉を詰まし
て後手番ながら勝利をもの
にした。
そして第3局は藤井七冠の
先手番、流れからして藤井
七冠が指しやすいと思いき
や、中盤あたりから終盤に
きてAI評価では永瀬王座が
優勢から勝勢へ、
ああ、この将棋は永瀬王座
の勝ちで、藤井七冠やられ
てしまった、
しかも次は後手番だ!
永瀬王座強いなぁ、七冠の
手の内知られてるから・・・
と誰もが思ったことだろう。
しかし最後の最後であり得
ないことがおきる。
藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座に
挑戦する第71期王座戦五番勝
負第3局。
対局は2023年9月27日
愛知県名古屋市の「名古屋マ
リオットアソシアホテル」で
行われました。
立会人 :谷川浩司十七世名人
新聞解説:北浜健介八段
記録係 :榊 大輝初段
勝負めし昼食
藤井七冠
「あいち牛のオムライス
名古屋コーチンの卵の
オムレツのせ」
勝負めし夕食
結果を知って、ウソ!って
思わず叫びました。
元奨励会員アユムの将棋実況
練習パートナー同士として、
今まで180局以上二人は
指しているでしょう。
練習対局でも永瀬王座は藤井
七冠に幾度となく終盤で逆転
負けを食らっているはず、
1分将棋になりそれらの悪夢
が永瀬王座の脳裏をよぎった
のか。
七冠の手の内を知っているか
らこそ、逆に平凡な受けでは
やられると疑心暗鬼になり悪
手を指してしまったのではな
いかと推測する。
ああ、
永瀬王座、今夜は悔しくて
眠れないだろう。
王座戦第4局は、
藤井聡太七冠が前人未踏の
八冠を達成するのか、それ
とも永瀬王座が待ったを
かけるのか?
注目の第4局は10月11日
京都で行われる。