スサーナの「サバの女王」は
何度聴いたことか!
昔はCDというものが無くて
テープとレコードだけだった。
車中のカーステレオでテープ
が擦り切れるほどスサーナの
歌声を聴いていましたが、
ついにはテープがカーステの
機械に絡まってしまい没にな
って残念な思いをしました。
そのテープの選曲は素晴らしい
もので、スサーナがカバーした
歌の中でも好きな曲が多かった
です。
菅原洋一とのデュエット曲では、
ある事情で遠く離れてしまった
夫の幸せを願う妻の歌。。。
「誕生日おめでとう」とか、
中島みゆきが作詞・作曲した
「さよならの鐘」
小室等の「おさみし谷の別れ歌」
「雪おんな(伝説)」なども
収録されていました。
どれも、スサーナの声でないと
聴いた気がしないほど、深く情
感に溢れ、情熱的で優しい声質
は 私を虜にしてしまいました。
今でも夜空を眺めながら
CDで聴いてますよ^^
サバの女王
1972年
作詞:ミシェル・ローラン
作曲:ミシェル・ローラン
日本語訳詞:なかにし礼
サバの女王 グラシェラ・スサーナ
「サバの女王」「シバの女王」
とは旧約聖書に登場するシバ王国
のことで、アラビア語で「サバア」
ヘブライ語で「シェバ」と呼ぶ。
「サバの女王」と題されたのは
ミシェル・ローランのフランス語
の発音に合わせためだと言われる。
この神秘的で壮大な歴史を感じる
なかにし礼先生の「サバの女王」
日本語訳詞の引力は半端なしです。
他にも、
ピーター「夜と朝のあいだに」
ザ・テンプターズ「エメラルドの伝説」では幻想の世界を。。。
島津ゆたか「ホテル」
菅原洋一「今日でお別れ」
杉良太郎「めぐり逢いふたたび」
では、人の運命というものを。。
なかにし礼さんは、大下容子アナ
ウンサーが言ったように、まさに
「感性と知性の巨人」でした。