昨今は、親が児童虐待で
我が子を殺してしまった
り、再婚相手が連れ子を
”しつけ”という名目で、
執拗にいじめたりして死
に至らしめる事件が多い。
悲しい世の中になった。
逆に、愛しい息子が成長し
て悪の道に進んでいく様子
を、親としてなんとか食い
止めたいという願いの歌も
ある。
フィリピンの歌手である
フレディー・アギラが
1977年に作曲したこの曲
は、フレディー自身が親
にわびる気持ちで書いた
と言っている。
原曲の歌詞はタガログ語
で、世界中で、26言語に
訳詞され、日本では杉田
二郎、加藤登紀子が日本
語でカバーしている。
ANAK(息子)
1978年(昭和53年)
杉田二郎
作詞:なかにし礼
作曲:Freddie Aguilar
編曲:塩入俊哉
ANAK〈息子〉杉田二郎
血がつながっていようが
いまいが、心底優しい人や
心配してくれる人はいるの
ですね。